旅行用eSIMはすべてプリペイドです。1回だけ支払い、決まった量のデータを受け取り、決められた日数が過ぎるとプランが終了します。契約なし、月額請求なし、解約手数料もありません。
プロバイダーごとに差がつくのは購入後です。稼働中のeSIMにトップアップできるか、未使用のプランが返金されるか、1GBが実際いくらするのかです。HelloRoamは総合評価4.9/5で1位となり、$1.14からのプラン、1,129プランのうち1,124件でのトップアップ、未アクティベートなら180日間の返金期間を備えています。
カバレッジではAiraloが200か国とより広く対応します。2026年版のプリペイドおすすめ5選を紹介します。
このユースケースに最適なプロバイダーは?
| 順位 | プロバイダー | おすすめ対象 | 理由 |
|---|---|---|---|
| #1 | HelloRoam | プリペイドとしての価値と180日間の返金期間 | HelloRoamは185か国で総合評価4.9/5、1,129件のプリペイドプランを販売しており、7日間・1GBの$1.14から30日間・20GBの$15.99まで揃います。未アクティベートのeSIMは180日間返金可能なので、数か月前に買っても損失になりません。トップアップは1,129プランのうち1,124件で稼働中のeSIMにそのままデータを追加でき、新しいQRコードは不要です。テザリングは全プランで使え、サポートは63言語に対応します。 |
| #2 | Airalo | カタログの広さとアプリ内トップアップ | Airaloは200か国に対応し、このリストで最も広いカタログを持ち、総合評価4.5/5です。プランは7日間・1GBが$4.50、30日間・10GBが$26.00で、1GBあたり$2.60です。アプリ内トップアップは新しいQRコードなしで稼働中のプランにデータを追加でき、使用量の追跡機能で残量も正確にわかります。返金期間は14日までで、HelloRoamの180日間には及びません。 |
| #3 | Nomad eSIM | 短期旅行向けの格安プリペイド | Nomadは120か国に対応し、30日間で1GBが$3.00、3GBが$8.00、5GBが$12.00、10GBが$20.00です。Nomadはトップアップを含む付加機能を省いており、データが尽きたら新しいプランを買い、新しいQRコードをインストールし直すことになります。サポートは2言語対応です。データの上限が読める短い旅行なら、この価格でも十分です。 |
| #4 | Saily | プライバシー重視のプリペイド | Sailyは150か国に対応し総合評価4.4/5、Nord Securityのノーログ基盤で動いているため、共有Wi-Fi上の通信も暗号化されたままです。Sailyのプリペイドプランは1GBが$3.49、3GBが$8.49、10GBが$18.99で、1GBあたり$1.90です。サポート対応言語は1言語です。既にNordVPNを契約している場合は、バンドルの実質コストはより低くなります。 |
| #5 | Simly | シンプルなプリペイドとアプリ内トップアップ | Simlyは125か国に対応し、7日間・1GBが$2.99、30日間・3GBが$7.99、5GBが$11.99です。Simlyはアプリ内トップアップに対応しているため、データが尽きてもタップひとつで済み、再インストールは不要です。低い入門価格とトップアップの組み合わせにより、データ上限ぎりぎりまで使う人にはNomadよりSimlyが有利です。 |
プリペイドeSIMの仕組み:購入から接続まで
プリペイドeSIMは、プラスチックのないプリペイドSIMカードのように動作します。プランを購入すると、メールかプロバイダーのアプリでQRコードを受け取り、スマホの設定画面でスキャンすると、そのままプロファイルが端末にインストールされます。
プロファイルは、実際に着陸して電話が提携ネットワークに登録されるまで待機状態のままです。その最初の接続がタイマーの起点になります。「7日間プラン」とは最初の接続から暦の上で7日間という意味で、実際に使った日数の7日ではありません。
この方式で185か国に対応し、そのうち93件では提携ネットワークで5Gも使えます。
1台のスマホは複数のプロファイルを同時に保持できます。iPhone XR以降は8件以上を保存でき、有効にできるのは1〜2件です。複数国を回る旅行なら、出発前に立ち寄る国ごとのプランを入れておき、移動のたびに切り替えます。
支払いは1回きりで、更新はありません。このリストのどのプロバイダーも、デポジットや与信審査は求めません。HelloRoamは未アクティベートのeSIMを180日間返金可能にしており、これが早めに買っても安全という条件をつくっています。
Airaloの返金期間は14日までで、5社のうちどれも自動更新はありません。
プリペイドのデータを使い切ったらどうなるか
割り当てがゼロになると通信が止まります。超過料金も、予期しない請求も、自動更新もありません。残高がなくなれば支出も止まる、それがプリペイドの本質です。
そこから先はプロバイダー次第です。HelloRoamは1,129プランのうち1,124件でトップアップに対応しており、稼働中のeSIMにそのままデータが追加され、新しいQRコードも再インストールも不要です。Airaloとsimlyもアプリ内トップアップを提供します。
NomadとSailyは代わりに新しいプランの購入を求めます。つまり新しいQRコードと新しいプロファイルが必要で、データが尽きた路上でこれを行うのは面倒です。回避策はカフェやホテルのWi-Fiで、購入とインストールが終わるまで接続を確保することです。
予定より少し多めに買っておくのが得策です。3GBの$3.22から5GBの$5.22への引き上げは$2.00の差で済み、到着日にデータが尽きるリスクへの小さな保険になります。
10GBになると差はいっそう開きます。1位のプロバイダーは$8.26、Sailyは$18.99、Nomadは$20.00、Airaloは$26.00で、いずれも30日間の枠は同じです。
トップアップ対応、プロバイダーごとの違い
トップアップへの対応は、日々の使い勝手でプリペイドプロバイダーの差が最も出る部分です。再インストールなしで稼働中のプロファイルにデータを足せることは、時間が最も貴重な瞬間に時間を節約します。
HelloRoamは1,129プランのうち1,124件でこれに対応しています。対応していない5プランは、支払う前にプランのページで明示されます。データは既存のeSIMにそのまま加算され、プロファイルの位置はそのままです。
Airaloのアプリ内フローも同じ発想です。プランを開き、量を選び、支払うと、データが稼働中のプロファイルに合算されます。Simlyも125か国全体でアプリ内トップアップを提供します。
Roamlessは仕組みが異なり、固定のデータブロックを売る代わりに、プリペイド残高から差し引く方式です。
NomadとSailyはどちらにも対応していません。どちらかでデータが尽きた場合は、新しい購入と新しいQRコードが必要になります。Sailyは150か国、Nomadは120か国に対応しているので、長い旅行ではこの差が頻繁に問題になります。
Flexiroamはまた別の方式で、データの繰り越しに対応しています。使い切らなかったデータは次回の購入に持ち越され、数週間おきに購入する人に向いています。
選定方法
プリペイドプロバイダーを7つの観点で採点しました。1GB・3GB・5GB・10GBでの価格、稼働中のeSIMへのトップアップ対応、未アクティベートプランの返金条件、データの有効期限のルール、残量少の警告、サポート対応言語数、アプリ内のよくある操作にかかるタップ数です。すべての価格と件数は各社の公開カタログから取得し、2026年5月付けで自社のプロバイダーデータベースに記録しています。
返金期間は各社が公表している利用規約から確認しました。このページでは通信速度の数値は一切公表していません。その裏付けとなる実測データが存在しないためです。
トップアップの挙動と返金条件は、支払いが終わったあとに実際にプロバイダー間で差が出る2点であるため、ランキングで最も重く配点しています。
よくある失敗と対策
到着より何日も前に有効期限のカウントを開始してしまう
プロファイルは自宅でインストールしておき、着陸するまでは自国のSIMをデータ回線として使い続けてください。プランのタイマーは現地での最初の接続で始まり、インストール時ではありません。7日間プランを早く始めるほど、その分の日数を無駄にします。
トップアップ非対応のプランを買い、旅行中にデータが尽きる
支払う前にトップアップの可否を確認してください。HelloRoamは1,129プランのうち1,124件で対応し、Airaloはアプリ内で対応しています。NomadやSailyの場合は、想定より30〜50%多めに買っておきましょう。3GBの$3.22から5GBの$5.22への引き上げは$2.00の差です。
数か月先に買ったプランの返金期間を確認しない
未アクティベートのプランがいつまで返金対象かを確認してください。HelloRoamは180日間対応しており、5か月目にキャンセルした旅行でも返金されます。Airaloの返金期間は14日までで、前もっての計画にはほとんど対応できません。
有効期間と旅行日数がかみ合っていない
14日間の旅行に7日間プランを買うと、旅の途中で切れてしまいます。到着週だけでなく滞在全体に有効期間を合わせてください。1位のプロバイダーは7日間と30日間の両方を用意しており、$15.99の20GBプランなら2回目の購入なしで1か月まるごとカバーできます。
購入ガイド
旅行用eSIMはすべてプリペイドです。本当の違いは購入後に何が起こるかにあるので、次の順番で確認してください。
まず返金期間から見てください。旅行の予定が変わったときに最もコストがかかる部分です。HelloRoamは未アクティベートのeSIMを180日間返金可能にしています。
Airaloの返金期間は14日までです。1月に6月の旅行のために買った場合、そのお金を守るのはどちらか一方だけです。
次にトップアップを確認します。1位のプロバイダーは1,129プランのうち1,124件で対応し、Airaloはアプリ内で対応、Simlyは125か国全体で対応しています。NomadとSailyはどちらにも対応していないので、この2社を選ぶ場合は旅行前に容量を大きめにしておきましょう。
価格については、入門クラスの料金がほとんどを物語ります。HelloRoamは7日間・1GBが$1.14、Simlyが$2.99、Nomadが$3.00、Sailyが$3.49、Airaloが$4.50です。5GBでも順位は変わらず、$5.22、Simlyの$11.99、Nomadの$12.00、Sailyの$12.49、Airaloの$16.00と続きます。
有効期間は旅行日数に合わせましょう。7日間プランは短い都市旅行に、30日間プランは長期滞在に向きます。同じ20GBプランは30日間で$15.99です。
HelloRoamのタイ向けプランは$0.29/GBまで下がります。
出発前に自宅のWi-Fiでプロファイルをインストールしておいてください。長時間のフライト後の空港Wi-Fiより、慣れたネットワークでの作業の方がはるかに楽です。
よくある質問
プリペイドeSIMプランは自動更新されますか?
いいえ。このリストの5社はすべて1回だけの請求です。データが尽きるか有効期間が終わると通信は停止し、それ以上の請求はありません。HelloRoamはこの点でもう一歩進んでおり、未アクティベートのeSIMは180日間返金可能で、Airaloの14日間を大きく上回ります。続けるには新しいプランを買うか、既存のプランにトップアップします。
目的地に着いてからプリペイドeSIMを買えますか?
買えますが、出発前に買っておく方がはるかに楽です。プランなしで到着すると、空港のWi-Fiで購入とQRコードのスキャンをすることになり、そのWi-Fi自体が先に登録を求めてくることも多いです。自宅で買っておきましょう。1位のプロバイダーは未アクティベートのeSIMを180日間返金可能にしているので、早めに買っておいて後で旅行が変わっても損はありません。
プリペイドプランの有効期限が切れると未使用データはどうなりますか?
未使用データは有効期間の終了とともに失効します。5GBプランを7日間分買って2GBしか使わなければ、残りの3GBは消えます。例外はFlexiroamで、余ったデータを次回の購入に繰り越します。無駄を減らすには日々の使用量にプランを合わせるのが一番で、1位のプロバイダーは30日間で3GB $3.22や5GB $5.22も用意しています。
プリペイドeSIMは普通のeSIMと同じですか?
はい。旅行者向けの一般的なeSIMは、その設計上すべてプリペイドです。事前に決まった価格を支払い、決まった日数分の決まったデータ量を受け取るという意味です。最上位のプロバイダーは185か国でこの方式のプランを1,129件運用しています。近い例外はRoamlessで、固定ブロックではなくプリペイド残高からメガバイト単位で差し引く方式です。
プリペイドeSIMで通話はできますか?
旅行用eSIMのほとんどはデータ専用で、1位のプロバイダーの1,129プランもすべてそうです。電話番号や従来型の音声通話は付いていません。YeSIMは140か国のプランに仮想電話番号をセットで提供しています。通話にはWhatsApp、FaceTime、Skypeなどをデータ通信経由で使うのが一般的で、データ以外の追加費用はかかりません。
最も多くのプランでトップアップに対応しているプリペイドeSIMはどれですか?
HelloRoamは1,129プランのうち1,124件でトップアップに対応しており、稼働中のeSIMに新しいQRコードなしでデータが加算されます。Airaloもアプリ内トップアップに対応し、Simlyは125か国全体で提供しています。NomadとSailyはどちらも非対応で、どちらかでデータが尽きると新しいプランと新しいプロファイルが必要です。
iPhoneでプリペイドeSIMは使えますか?
使えます。iPhone XR以降のすべての機種が対応しており、11・12・13・14・15・16シリーズも含まれます。端末はキャリアロックが解除されている必要があります。設定アプリの「モバイル通信」から「eSIMを追加」を選び、QRコードをスキャンしてインストールします。1位のプロバイダーの1GB $1.14も、Airaloの1GB $4.50も、どちらもメールでこのコードを届けます。
プリペイドeSIMの料金はプロバイダー間でどう違いますか?
1GBでは、HelloRoamが$1.14、Simlyが$2.99、Nomadが$3.00、Sailyが$3.49、Airaloが$4.50です。10GBでは、HelloRoamが$8.26、Airaloが$26.00、Nomadが$20.00、Sailyが$18.99です。HelloRoamの20GBプランは$15.99で、1GBあたりに換算すると$0.80と、そのカタログの中で最も低い水準です。
1台のスマホに複数のプリペイドeSIMを入れておけますか?
入れておけます。現行の端末は8〜12件のeSIMプロファイルを保存でき、有効にできるのは1〜2件です。複数国を回る旅行の前に、立ち寄る国ごとのプランを入れておき、移動しながら切り替えます。1位のプロバイダーは185か国、Airaloは200か国をカバーしているので、この2社を合わせればほぼどの経路にも対応できます。30日間を使い切ったプロファイルは削除してください。